CATEGORYヒューケラ

ヒューケラとは

『由来』ヒューケラという名前が初めて植物に使われたのは、1738年に出版された本の中でした。その作家がドイツで医学と植物学の教授を務めていた Johann Heinrich von Heucher にちなんで名付けたそうです。
『原産地』ヒューケラはユキノシタ科ツボサンゴ属の常緑多年草で、原産地は北アメリカです。和名はツボサンゴです。
『仲間』ヒューケラの形状によく似た植物にヒューケレラとティアレラという植物があります。ティアレラは同じユキノシタ科ですがスダヤクシュ属の植物です。ヒューケレラはヒューケラとティアレラの2つの属が交雑して生まれた植物です。学名では、XHeucherellaとなります。



ヒューケラの魅力①

※葉色の彩豊かなバリエーション

ヒューケラの魅力はその美しい葉色。グリーン系だけではなく、シルバー系やパープル系、オレンジ系、黒系、レッド系や斑入り系など、カラフルで色彩豊かな葉色が揃っております。
ヒューケラは育成ステージ・季節・置き場所・光線の量によっては色がさまざまに変わるものもあります。
また、ワイン色の新芽が育つにつれて綺麗な文様が浮かび上がる品種はとても魅力的です。(フォーエバーパープル・ジョージアプラムなど)
品種によっては全く異なった品種ではないかと思うほど変わるものもあります。 季節的には、春と秋の葉色がとても美しいです。

ヒューケラの魅力②

※春に咲く可愛い花

ほとんどの品種は晩春から初夏にかけ、小さなベル型の花が集まって咲きます。ヒューケラの花は可憐で美しく、鉢植えや花壇はもちろん、水揚げもよいので切り花としても楽しめます。
花色は豊富でホワイトやベージュ、ピンクローズレッドなど多彩です。品種によって、咲く時期・開花期間・咲き方・花の形・花茎の長さが異なります。 葉色と花のコントラストを楽しむのもおススメです。
都市名が付いているヒューケラは比較的花付きが良く、開花時期も長い品種です。

ヒューケラの魅力③

※花も葉も両方楽しめる

以前の品種は、花が綺麗だと葉色が良くない。逆に葉色がきれいだと花が良くないという品種ばかりでしたが、近年は葉色も花も両方綺麗と言われる品種が増えてきました。 こういった両方楽しめる物は、単体で植えて葉と花のコントラストを楽しむ方法がおススメです。 赤系の葉色に白い花、グリーンの斑入り葉に赤い花、シルバーの葉にピンクの花など、コントラストがとても見事です。 切り葉と切り花の両方楽しめるので、フラワーアレンジにも適しています。

ヒューケラの魅力④

※年間通して楽しめる耐寒性

ヒューケラは常緑多年草なので、一年を通して楽しむことが出来ます。夏は適切な環境管理を行えば育てやすい丈夫な植物です。特に耐寒温度が-10℃~-15℃までと非常に強く、冬の寒さは気にしなくてもよい品種ですから、秋から冬のガーデニングに最適です。
時期に応じて葉色も花も楽しめる多彩な表情を持つガーデンアイテムのヒューケラ。明るくポップな色合わせや、シックにもエレガントにも決まるヒューケラをぜひお試しください。
ワンランク上のガーデニングが楽しめること請け合いです。

ヒューケラの楽しみ方

ヒューケラは年間通して楽しみ方が色々あります。花壇、鉢植え、切り花、グランドカバーと用途は多彩です。特に夏場はシェードガーデンに欠かせない魅惑のアイテムプランツです。庭植え、公園などの景観植物としても植えることが出来ます。 コンテナやハンギングバスケットを使った寄せ植えでは、シンプルに葉色を楽しむ同系色の寄せ植え、葉色を変えてカラフルな寄せ植え、異なる植物と共に植える寄せ植えなど、バラエティーに富んだ演出が出来ます。
ヒューケラは庭の彩にぜひ使って欲しい植物です。品種ごとの植物の特性を見ながら、植える場所を決めましょう。あなたならではのヒューケラの使い方を楽しんでみてください。

ヒューケラの育て方

育てる環境

一般的なヒューケラは、初夏から初秋まで強い日差しを嫌い、風通しの良い明るい半日蔭か、午後の日陰になる場所で育てましょう。耐陰性があるので日陰の場所でも生育します。庭などに地植えする場合は夏の西日を避ける場所に植え付けてください。しかし秋から春にかけては直射日光に当たる方が葉色は美しくなります。ポイントとしては夏は風通しと水捌けの良い日陰がベストで、秋から春にかけては日当たりの良い場所です。

耐寒性

耐寒性に強く、-10~-15℃でも耐え常緑のまま越冬します。(品種により、やや異なります。)通常の宿根草は冬場に上部が枯れて見えなくなりますが、ヒューケラ類は常緑多年草なので葉色を楽しむことが出来ます。霜にあたっても大丈夫です。

ヒューケラの開花期・開花条件

開花には低温を必要とする品種もありますので、冬は戸外で管理をします。コンテナで育てている物も必ず外に置くと良いでしょう。冬の低温で花芽が分化します。品種により花芽分化の温度は異なりますが、夜間の温度が5℃以下になれば、ほとんどの品種は花芽が分化し、晩春~夏に花が咲きます。

用土・肥料

ヒューケラは排水性と通気性の良い土壌を好みます。庭植えなら水捌けの良い場所、少しだけ傾斜になっていれば理想的な庭環境と言えます。コンテナやハンギングなら排水の良い用土を選びましょう。排水を良くするポイントは、用土全体の30%ぐらい軽石や大粒のパーライトを混合させると理想的です。用土のPHは5.8~6.3の範囲が最適です。市販の物は、ほぼこの範囲のPHと思われます。植え付ける時は、長く効く緩効性肥料を元肥として入れて下さい。ヒューケラは肥料食いではなく、どちらかというと少な目で大丈夫です。追肥はコンテナの場合、春(2月~4月)と秋(10月~11月)の育成期に1ヶ月に1度置き肥をして下さい。液肥の場合は2週間に1度与えて下さい。高温多湿の時期は肥料を与えないで下さい。ヒューケラが肥料を処理出来ず死んでしまう事もございます

水やり

ヒューケラは多湿を嫌いますので毎日水遣りをするのは良くありません。土の表面が乾いてからたっぷりあげて下さい。次の水遣りは用土内がしっかり乾くのを待ちましょう。ただし、しおれる程乾かさないよう注意しましょう。高温多湿な夏の時期は水遣りに気を付けましょう。

植付ポイント

ヒューケラは生長点(茎の先端の芽)が低い位置にありますので、深植えすると埋まってしまいますので注意してください。理想的な植付場所はコンテナ栽培になります。植える苗のポットの土の高さとコンテナの土の高さを揃えれば問題ありません。コンテナ植えの際は、排水の良い物を選びましょう。プラスチックのコンテナは比較的多くの排水孔が空いていますが、テラコッタなどは排水孔が一つで小さい物が多いので、鉢底には軽石などを入れレンガなどの台の上に排水孔を塞がないように乗せ空間を保つようにして下さい。

お手入れ

花が咲き終わったら、それぞれの花茎を元から取り除入れ下さい。枯れた葉も切り取ると良いでしょう。※ポイント:【早春】株元(生長点)近くの新葉を残し、それ以外の葉をバッサリ切る。【秋】咲き終わった花茎と傷んだ葉を切り取る。

ヒューケラ株分け(上級者)

株分けは、数年に1度株が大きくなったらやりましょう。時期は生育期の秋か春がおススメです。地植えの場合、わき芽が多く混んできたら一旦掘りあげてハサミかカッターでわき芽の根を付けるように切り離し、ポットの植付ます。秋なら小鉢で生育させてから翌年の春に庭植えしましょう。暖かくなり始めた4月頃にヒューケラの茎が3cm以上伸びていたら、剃刀や鋭いナイフなどで土の元から切り取り、長い茎を用土の中に入れるように挿して光の弱い日陰に置きましょう。1ヶ月程で新しい根が出てきて植物体がリセットされます。春と秋の生育期は直射日光に当たった方が綺麗な葉色を楽しめます。夏に日陰に置いていたコンテナは秋になったら日当たりの良い場所へ移動しましょう。

ヒューケラの植付動画

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